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ハクトウワシは月世界の夢を見るか?(後編)
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2007/07/16(Mon)
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![]() ![]() 後年作成のEagle & Moon切手。 左は夕方に南中する上弦の月。右は……火星?(^^; よい子のみんなは前編を読んでね! キミとボクとの約束! (前回までのあらすじ) > もうおわかりでしょう。 > この切手のデザイナーは地球から見えるはずのないイメージを > わざわざ選んでるのです。 > 最初から現実に見える形を描こうとはさらさら思ってないのです。 > だから裏焼きしよーが何しよーが好き勝手なわけですよ。 > ではなぜ、月を切手に描くのではなく、 > 切手に月を合わせたのでしょうか? というわけで後編スタート! ↓
説A:なぜなら見た目がいいから!
![]() ![]() 左:オリジナル 右:真夜中バージョン ![]() ![]() 左:夕方バージョン 右:明け方バージョン はい、ムリヤリ加工して月を実際の場合に入れ替えてみました。 だいぶ印象が違ってくるのがわかると思います。 一番しっくりくるのは真夜中バージョンですが、 鳥が真夜中飛んでるよプギャー(^Д^)って言われそうですね。 (注:ニワトリなどの家禽をのぞいて鳥類は人間が考えてるほど 鳥目じゃないらしい) ![]() ![]() ではなんでオリジナルがなんとなくよく見えるのでしょうか。 それはワシのあご下の陰影とあわせてしっかりしたラインができるからです。 これによって画面がぐっと引き締まって上昇感が出てくるんですね。 クチバシが月のカラーで消えないように、わざと月の色を 茶色っぽくしているのもなかなか考えられていますね。 え? 後編のオチとして弱いって? それじゃこんなのはどーですか? 説B:なぜならソ連がキライだから! (゚д゚) ……いやいや、そんなドン引きしないでくださいよ。 自分でもありえないと思うんですが、結構よくできた話なんで。 月といえばアポロ計画。 有人の月面着陸は6回行ったんですが、 実は人工物の月面着陸はアポロが初ではありませんでした。 ソ連が行っていたルナ計画です。 残念ながらソ連の方は「有人」月面着陸はできなかったわけですが。 ……このあたりは語り始めると面白いことこの上ないのですが、 きりがないので切手の話に戻りましょう。 さて、前編でご紹介したキヤノンの簡易月球儀にプロットされていた アポロ11,12,14,15,16,17号とルナ16,20,24号の着陸地点を あらためて図に示してみましょう。 ![]() 緑点:アポロ 青点:ルナ 着陸地点が国によって偏っているのは打ち上げ→着陸の都合っぽいです。 さて、これを切手上にプロットしてみましょう。 どん! ![]() すごいいやがらせですね、これ。 アポロはばっちり載っているのに、 ルナの着陸地点がことごとくハクトウワシに食われちゃってます。 ちなみに人工物初着陸はルナ9号なんですが、 着陸地点である「嵐の海」はこの図の月の裏側に回ってます。 きっと切手の図版を作るとき、 「ルナなんかワシのエサで十分さ! アポロ万歳! HAHAHA―!!」 とばかりにノリノリで作っちゃったんじゃないでしょうか。 あり得ない月の写真を選んだり回転反転させたのも あるいはそういった都合だったのかもしれません。 信じるかどうかはあなたの自由(笑 |
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